2025年11月5日、モバイルSuicaが更新された。2001年に坂崎千春さんが描いたアデリーペンギンが、残高に応じて表情を変えるようになった。残高が少ないと眉をひそめる。同日、Necroliciousに掲載した記事では、この変化を「便利な案内」から「感情的な圧力」へと移行したものだと指摘した。6日後の11月11日、JR東日本はペンギンが2026年度末に「卒業」すると発表した。
時系列
- 11月5日 表情変化機能の開始
- 11月5~10日 SNSや当ブログで眉をひそめる顔に違和感の声
- 11月11日 「Suica Renaissance」発表。2027年3月引退、ユーザー投票で後継、秋からQR決済開始
眉をひそめる顔がもたらした効果
25年間、ペンギンは「便利さ」を象徴し、判断を下さなかった。カード、駅の看板、グッズに登場してきた。新しい眉をひそめる表情は、通勤時の残高不足と結びつける。繰り返し見る厳しい顔は、愛着を静かにすり減らす。更新直後に引退を発表すれば、疲れたマスコットは「朗報」になる。残高不足で睨まれることに慣れた利用者は、「卒業」を安堵して受け止めるかもしれない。坂崎さん・電通へのライセンス料は継続中。社内開発の新キャラなら費用はゼロ。嫌われたキャラなら静かに去れる。
世間の反応
11月11日以降、SNSは思い出で溢れた。ペンギンケーキ、通勤定期入れ、家族でのペンスタ訪問。JR東日本は2026年を「感謝の年」と位置づけ、後継選びに利用者を巻き込むと約束した。眉をひそめる機能への言及も、オプトアウトの提案もない。
当初の願いはシンプルだった
前回の記事は「眉をひそめるのをやめてほしい」だけだった。ニュートラルな顔に戻し、表現変化は希望者のみで十分。引退は望んでいない。2019年、初めて日本を訪れた時に買ったSuicaカードは今も財布に入っている。ペンギンはそのまま残ってほしい。変わらぬ笑顔で。
シンプルな笑顔で、十分だ。
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