サムスンのUnpackedイベントが今週開催されるにあたり、Flipシリーズの熱心なファンとして、7世代目の新機能や改良点に関する私の希望リストを以下にまとめます。
5: フルカバースクリーン
この機能は、Flip 7およびそのケースに関するこれまでのリーク情報から、ほぼ確実に搭載されると言えるでしょう。それでも、この機能の採用は非常に喜ばしいことです。私はこれまでのマニラフォルダのような不格好なカットアウトデザインが好きではありませんでした。実際、このフォルダ形状が理由でFlip 5の購入を見送りました。Flip 4が壊れ、日本で修理できなかった（アメリカで購入したため）ことがなければ、Flip 6も購入していなかったでしょう。
4: 内蔵MagSafeリング
私は決してアップルのファンではありませんが、MagSafeの利便性は認めざるを得ません。サムスンはFlipシリーズの背面をある程度磁気対応にしていますが、MagSafeアクセサリーとの完全な互換性はありません。MagSafe対応ケースを購入することで一部改善されますが、完全な解決策とは言えません。Flipシリーズのケースは、ヒンジが最も脆弱な部分であるこれらの繊細なスマートフォンにおいて、常に弱点でした。多くのケースがヒンジを覆わなかったり、部分的にしか保護しないため、MagSafeリングとヒンジ保護の両方を備えたケースを見つけるのは常に課題でした。Flip 6向けに存在するケースでも、完全に開いた際にヒンジが上部にスイングし、カバースクリーンの一部を覆ってしまうものが多く、バックカメラを使った撮影時に不便です。Flip 7では外側ディスプレイがさらに大型化するため、この問題が改善されるとは考えにくいです。サムスンは、アップルの著作権や商標侵害を避けるために、ウォッチ8のような「スクワークル」形状でも良いので、適切なMagSafeマグネットリングを内蔵するイニシアチブを取るべきです。これにより、現在の弱いマグネットが三脚やマウントなどのMagSafeアクセサリーから外れる問題が減り、修理や交換のコストを補うことができるでしょう。
3: より多くのカラーバリエーション
リーク情報によると、Flip 7はブラック、レッド、ブルーの3色のみの展開となるようです。これは非常に残念です。過去のFlipシリーズではもっと多くのカラーバリエーションが提供されていました。昨年はパープルすらラインナップになく、すでに選択肢が減っていましたが、私はミントを選んで満足していました。今年のミントがサムスンの公式ウェブサイト限定になる可能性もありますが、昨年Samsung.comで注文した際の悪い経験から、原宿の店舗で購入できることを願っています。
2: より多くのメモリオプション（日本）
海外の読者には理解しにくいかもしれませんが、日本でのサムスンユーザーが直面する制約は大きいです。サムスンの韓国本社に近いにもかかわらず、日本では新機種が西側諸国より数ヶ月遅れて発売されることが常です。今回のUnpackedイベントを前に、Samsung JapanはS25 Edgeの販売すら開始していません。Flipシリーズに戻ると、昨年はシルバーを除くすべてのカラーで256GBのみが提供され、シルバーのみ512GBが選べました。アメリカでは全色で256GBと512GBの両方が提供されていたため、コンテンツクリエイターとしてミントで512GBを選べなかったのは非常に残念でした。「アメリカ版を輸入すればいいのでは？」と思うかもしれませんが、海外のサムスン端末にはFelicaチップが搭載されておらず、Suicaを含む日本のIC決済システムに対応していません。日本の交通システムが通常のクレジットカードを受け入れるようになりつつあるため、Felicaチップの必要性は将来的に薄れるかもしれませんが、現時点ではFelica非対応の海外端末は日本で中古市場で売りにくい状況です。
1: 優れた下取り/アップグレードプログラム
Flip 7で最も望むのは、魅力的な下取りプログラムです。現在、サムスンのウェブサイトでFlip 6をS25に下取りに出した場合、約6万円のクレジットしか得られません。Flip 6の新品価格が約16万円であることを考えると、これは小売価格のわずか3分の1強に過ぎません。これはあまり魅力的とは言えません。日本で初めて下取りプログラムを利用するので、Flip 6からFlip 7への直接アップグレードでより良い下取り条件が提供されるか分かりませんが、期待しています。そうでなければ、Flip 8が発売されるまでこのFlip 6を使い続けるつもりです。
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